一戸建てを建てる場合の値引き交渉について(愛知県/学長/51歳/女性)

私は愛知県に住む51歳の学長です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


一戸建ての値引きについて考えてみましょう。この場合、一戸建てといっても自分で住む場合と賃貸がありますが、建てることについては同じですがとりあえず自分で住む場合と想定して考えてみます。更に今回は注文一戸建てとして考えます。注文一戸建てにもその工法には在来木造建築住宅、外断熱注文住宅、ツーバイフォー工法注文住宅、プレハブ式注文住宅等があります。それぞれメリット、デメリットがあり、注文される方の好みもあって最終的に工法が決まって設計がはじまります。設計の段階では注文主と設計士は話し合い、一応の設計図が出来上がりそれに基づいて見積もりが行われます。見積もりを建築業者に依頼する前に設計士は積算を行う場合もあります。


見積もりを複数の建築業者に依頼する場合、これを「相見積」といいますが、指名といって一つだけの建築業者に依頼する場合があります。見積もりが業者から提出された後に注文主は自分の腹積もりと比較します。自分の考えていた金額とどの建築業者の見積もりが高かった場合は安く出来ないかと業者に値引き交渉をしますが、開きがまだ大きい場合は、指名見積もりの場合はその建築業者と、相見積もりの場合は一番低い金額の見積もりを提出してくれた業者と更に値引き交渉をします。業者と値引き交渉をしてもまだ開きがある場合は下の方法を取ります。方法としては設計を変更、材料を落とすとかの方法があります。ただ値引きといっても手抜き工事とか、材料を注文主にわからないように落として注文主の希望値段にもっていく建築業者もないとはいえませんので、設計士とよく相談をして満足のいく良い住宅を作りましょう。