僕は山形県に住む59歳の樹医です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
庭付き一戸建ての住宅というものは、いつの時代においても、庶民の憧れの理想のマイホームです。しかし、そのマイホームの価格は非常に高く、気軽にキャッシュで買える人などは滅多にいません。大多数の人は一戸建てを購入する際は、住宅ローンのお世話にならざるを得ないのが現実です。しかし、そのローンで借りるお金は極めて高額になりますし、返済も長期にわたって続きます。その金額や期間というものは、通常のカードローンやキャッシングの比ではありません。ですから住宅ローンは、利用者にとっては一生をかけた重大事なのです。とにかく絶対に返済トラブルなどを起こしてはいけませんし、返済の計画は念には念を入れて事前に立てなければならないのです。
そんな返済計画ですが、スタート時から無理のない計画であってこそ、順調に返済して、そして完済まで無事に辿り着くことができるのです。そのために大きなポイントとなるものが、頭金です。極端な話を言えば、もしも購入価格の九割を頭金でまかなえば、返済の苦労はたった一割で済むのです。逆に頭金がゼロ円ならば、購入価格の全額が返済の苦労として重くのしかかってくるのです。それはあまりにもリスクが大きくて危険な返済です。結論として言えることは、住宅ローンの返済の苦労を軽減するためには、可能な限り頭金を大きくするということです。頭金の金額と返済の危険度は、ちょうど反比例します。どんなに少なくとも、二割以上の頭金は用意したいものです。