一戸建ては間取り次第で雰囲気が異なります(東京都/バスケットボール選手/75歳/男性)

僕は東京都に住む75歳のバスケットボール選手です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


個室ごとの独立性をいっそう配慮した間取りの一戸建てにすることで、家族のプライバシーがより確保できます。中央ホールの吹き抜けを求心点にするなどの建築で、各室を配せば完全分離できます。独立性を確保しすぎてバラバラという印象もありますが、吹き抜けを共有することと、リビングに暖炉を設けるなどの工夫を施せば、家族の統一感を引き出す効果があります。またダイニングとキッチンとを独立、分離させたプランが多数派になりつつあるなかで、グルメ家族にお勧めの間取りが、L字型キッチンとダイニングを一体化したケースです。これはキッチンが見通せるので抵抗のある主婦もいますが、このほうが機能的です。食事の配膳、後片付けもしやすいのです。


また空間に広がりがあるので、家族が手分けして食事をつくることも可能です。その意味でグルメ家族にお勧めといえます。そしてリビングとダイニングは分離させることによって、急な来客があってもダイニング、キッチンの混乱ぶりは見えずに済みます。また立地に合わせて2階にリビング、ダイニングなどを配した上下階反転タイプの間取りも一戸建てなら可能です。そしてリゾート地の別荘を思わせるタイプでは、1階に大きめのダイニングを配置し、またサンデッキやバーベキューコーナーなどを広めにとることで、夏場などにお客さんを招いたときに喜ばれます。その他にも茶室を設けた、和風タイプなどさまざまなプランが、一戸建て建築ではできます。