一戸建ては子育てに良いか(鳥取県/レスキュー隊員/58歳/女性)

私は鳥取県に住む58歳のレスキュー隊員です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


ある程度の年齢になりそれなりの収入をもつようになると、人は誰でもパートナーを見つけて家を買って子育てをすることになると思います。よく住む家は賃貸の方が良いか住宅ローンを組んで購入すべきかという議論がなされますが、生まれてくる子供たちにとっては一つしかない生まれ育った実家となるわけですからそうした観点からも議論すべきでしょう。というのも、子供たちは生まれ育った環境、つまりどのような家庭環境であったか、どのような人に囲まれて育ったか、どのような地域に住んでいたかといったことに大変強く影響を受け、人格形成上この点は軽視できないからです。それでは、一戸建てには子育てにおいてどのようなメリットがあるのでしょうか。


まず、一戸建てでは住むところの選択肢が多くなります。すると、子供たちに田舎に住んで自然の大切さを体験させることもできれば、都会で多くの人に接して社交性を高めることもできます。次に、ある程度の騒音を許容できます。つまり、マンションのように部屋がつながっていないので、子供が小さいうちに泣きわめいたり暴れ回ったりしてもご近所さんとトラブルになりにくいのです。さらに、祖父母世代との同居が容易です。祖父母たちが住めるような家を建てることで、祖父母世代に子育てを手伝ってもらったり、多少であれば金銭的な援助も期待できることでしょう。このように、一戸建ては賃貸やマンションよりも子育てに向いていると言えるのです。