僕は山形県に住む25歳の国連職員です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
一戸建ての家は、子育てに最適な環境を提供します。子供が1人や2人ならまだしも、3人4人と増えてくるとどうしても賃貸アパートでは手狭になるものです。さらに、子供は何かと騒ぐことが多いものです。赤ちゃんの時は泣いたり、少し大きくなると家の中を走り回ったり、ピアノを習い始めれば朝夜問わずに演奏していたりします。友達を家に呼んで遊んだりなんてこともあって、賃貸だと隣の部屋への騒音が気になってしょうがないという方は少なくないのではないでしょうか。その点、一戸建ての家があれば、窓を閉めていれば騒音の問題などはほとんど起きません。また、子供にとって「自分の実家」といえる一戸建ての家があることは、とてもよいことです。庭から屋根から自分の家族の所有物であり、他人が介入出来ない家族だけの建物があることは家族との強い絆をつくる上で重要ではないでしょうか。
都会に住む人は「ふるさとがない」などと口にします。それは東京でうまれた人は東京で暮らし続けるパターンが多いからかもしれません。しかし、さらに思う事があります。それは「ふるさと」という言葉を聞いた時に「自分が昔暮らしていた家」が周辺の風景とともにすぐに浮かばないからなのではないでしょうか。マンション暮らしで、親の仕事に合わせて引越しをしたりしていたら、どこをふるさとだと思えば良いものか少し迷ってしまうのではないでしょうか。一つの家、というのは子供が一人立ちしてからも常に心の中にあるものなのです。田舎の自然の中のおじいちゃん、おばあちゃんのいる大きな家とまではいかずとも、家族が暮らしたあの家がある、というのは子供に自信とやすらぎを持たせてくれるものです。