僕は岐阜県に住む24歳のオートレース選手です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
より長く住める一戸建て住宅を求めるなら、住宅の土台となる基礎工事と住宅の骨組みとなる住宅工法のしっかりとした家づくりが重要です。家の基礎部分をいかに丈夫に作るかで、家の寿命は変わります。基礎工事の方法はハウスメーカーや業者によっても様々ですが、大きく分けて「ベタ基礎工法」、「布基礎工法」の二種類に分けられるようです。布基礎工法は建物の外周部分と壁の通る部分(住宅の重みや力の掛かる部分)にのみ基礎工事を行う方法です。帯状に設置するため、上から見ると鉄筋コンクリートでできた基礎の枠が見えます。構造は鉄筋コンクリート造りが標準です。ベタ基礎に比べて軽く、住宅地盤に余計な力を掛けずにすむメリットがあります。
ベタ基礎工法は建物下の地盤全体に基礎工事を行う方法です。ベース生コンクリートを、建物の範囲全てに流し込むため、住宅に掛かる力を分散させ、住宅全体を支えます。耐震性に強い家を建築することができるほか、弱い地盤でも「不同沈下(地盤が不均等に沈下してしまう現象)」を起こさない利点があります。また、「割栗地業」という、石を敷き詰める工法の後、ベタ基礎をする方法もあるそうです。昔ながらのしっかりとした工法ですが、最近は採用している業者も少ないようです。ベタ基礎と布基礎では、どちらが良いとは一概には言えません。ですから、地盤調査で土地の強さ、地質を確認し、地盤にあった基礎工法を選ぶことが大切です。当然、選び方としてはしっかりとした地盤調査を行っている土地・不動産会社を探すことが重要です。