一戸建ては固定資産税など維持費も忘れずに(青森県/照明技師/51歳/男性)

僕は青森県に住む51歳の照明技師です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


夢のマイホームの購入が決まったら、ほとんどの場合が家屋や土地、家具やその他の諸経費の予算を立てて住宅ローンを組んでいます。しかし、ここで見落としがちなのが購入してから家屋にかかってくる維持費です。維持費を考えていなかったために建てて数年で家を手放す事態におちいる人が増えているようですので、そうならないためにも家のランニングコストをしっかり念頭において計画を立てる必要があります。まず、一戸建てを購入すると土地・家屋に対して税金がかかってきます。これが固定資産税といい、新築から3年間は優遇措置がとられているため税額の半分を納めればいいのてすが、優遇措置が終了すると全額に戻りますので注意が必要です。


また、家屋は年月と共に劣化してきますので、定期的なメンテナンスが必要になってきます。一戸建ては10年毎に外壁の再塗装や、屋根瓦の取替え、水まわりのリフォームなどを考える必要があります。しっかりとメンテナンスすることで、雨漏りやシロアリの被害から家を守り、災害時の予防にもなるため家の寿命を延ばすことになります。このようにマイホーム購入後は毎月の住宅ローンの支払い、固定資産税、火災保険、維持管理費に加え、光熱費や水道代などの公共料金や子供がいる家庭では教育費もかかってきます。マイホームを購入する前に、こうした月々の家計支出をしっかりシュミレーションして資金計画をすることが失敗しないための秘訣です。