僕は岩手県に住む68歳の航空管制官です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
一戸建てを購入する時には、色々と考えた上で購入をする必要がありますが、その一つとして挙げられるのが固定資産税です。ここでは、固定資産税に関するお話をします。この税は、土地や建物に対して、その市町村が所有者に対して課税する税金です。住宅用地の場合は、非住宅用地よりも税が軽減される特例があるために、少し安くなります。また、新築の場合は3年間は建物部分に対する課税が半額になるように軽減措置が取られます。この税は土地と建物に対して課せられると説明しましたが、それに固定資産税評価額というものが設定されます。それに対して、決められた税率を掛けて、実際の納税額が決定されます。毎年1月1日時点での所有者に対し、4月頃に納税通知書が送られます。
固定資産税評価額の目安は、土地に対しては時価の6割から7割、建物に対しては建築費の5割から7割と言われています。土地や建物の評価額は毎年行われる訳ではなく、3年毎に見直しが行われます。建物については減価償却が行われ、時間の経過とともに評価額が下がっていきます。そのために、年数が経てば経つほど建物に対する固定資産税の額は下がっていきます。一戸建てを購入する際には、住宅ローンに関することだけではなく、この様に税も発生するので、その事も考えた上で購入する事を検討しなければいけません。一生に一度の買い物ですから、納得出来るように十分な時間をかけて検討しても、検討のしすぎという事はありません。十分な準備をして、安心して購入するようにしてください。