僕は兵庫県に住む70歳の知事です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
2014年4月から消費税が従来の5%から8%に増税されてしまった。それにより住宅購入がやりにくくなった、と思われがちであるが実際はそうでもない。一戸建ての物件価格は建物代と土地代になるが土地は非課税対象になるため、物件価格が3000万、内訳が建物が1000万、土地が2000万である場合は消費税は建物代1000万にかかる8%の80万となる。つまり、増税前と後では30万の違いでしかない。しかし今後は消費税が10%まで跳ね上がってしまう。その場合は1000万の10%で100万円の課税となり従来の2倍の額の課税額となってしまう。そして今現在は景気の低迷が続いているので住宅ローンの金利がかなり低い状態である。この金利は今後はあがっていくと予想されているのでローンを受けるのであれば早い方が良いのである。
2020年には東京オリンピックの開催が決定している。これによる経済効果で景気が良くなり金利が上がって行くであろうと言われている。さらに首都圏の土地の価値も上がっていく傾向にあると言われている。これは競技場の予定地となる周辺地域に店舗が作られて行き、人が集まりやすくなるためである。また、金利が低い今現在であれば、頭金が少なくても十分手が出せる。頭金を貯めてから今後ローンを組むよりは、今金利が安い段階でローンを組んでおき、後に繰り上げ返済をしていった方がトータル的に返済負担が低くなるといえる。また、政府も増税による住宅購入の負担減対策として住宅ローン減税の拡充と住まい給付金の制度を確立した。これによって住宅購入がよりやりやすくなったと言える。以上のことを考えると一戸建ての買い時というのは今であると言える。