一戸建ての3階建てに人気がない理由(栃木県/著作家/75歳/男性)

僕は栃木県に住む75歳の著作家です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


一戸建ての3階建て住宅は意外に人気がありません。実際に住んでみると上下階への移動が大変だというのです。特に老後の住まいと考えると体への負担や階段を踏み外すといった事に不安を感じるのかもしれません。しかし家庭用エレベーターの性能は良くなり、費用もリーズナブルになってきました。限られた敷地を有効活用するには3階建てのにするメリットの方が大きいと言えます。特に都心や市街地、駅の近くといった場所では周囲に高層ビルが建つ可能性が高くなります。そのようなことになっても日光を十分に確保して快適な生活を送るためには、やはり3階建てを選んだ方が安心です。各部屋の配置を考慮すれば上下階への移動を減らして楽に生活することも可能です。


最近は自宅で仕事をする人も増えました。会社員として働いていてもインターネットの普及によって自宅でも社内と同じように仕事をすることが出来るようになったからです。そのような場合には3階建てにすることで生活スペースと仕事をするスペースを切り離すことが出来ます。仕事とプライベートの区切りをつけることでより集中し、作業効率を上げることが期待できます。主婦が自宅で仕事を始めるということも増えているので、そのような家庭にも向いているといえるでしょう。このように考え方ひとつで3階建ての方が便利になることも多いのです。どのような家族構成で、どのような用途の部屋が必要なのかを考えた時に自ずとその価値が見えてくるのかもしれません。