一戸建ての3階建てと2階建ての違い。(青森県/随筆家/67歳/男性)

僕は青森県に住む67歳の随筆家です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


日本の地方で多いタイプの一戸建ての2階建てですが、首都圏では3階建てというのが、多くなってきている傾向にあります。これには、いろいろな理由というのが存在しています。その一つとして、建築基準の緩和があったり、金融公庫の対応ができるようになったり、土地の再開発があったりという背景のもと、都心回帰の人口移動が起こったことがあります。このような事で、3階建てというのが一気に普及してきたのですが、それ以外にも、妥協してでも、2階建てと比べたときに、いろいろなメリットというのが、あったりするからということがあります。その点でどのような違いがあるのかということで、耐震性や移住性、そして、固定資産税や火災保険について、比べてみることにします。


まず、耐震性について比べてみると、3階建ての場合は、構造計算が義務付けられているので、昔のように耐震性に問題があるという課題を抱えるようなことは少なくななってきています。そのため、2階建ても3階建ても耐震性に対してはさほどの違いがあるということではないのです。また、居住性というのを比べてみてみると、3階の場合、あまり重たいものを2階3階というところに配置することができないというところがあったり、高さ制限のあるところでは、その高さについての制限があるために、配置できる空間というのが限られてしまうところがあります。それでも、狭いところに建設できるところがあるので、土地とのコストなどを考えたときに、低価格で建てることができたりします。固定資産税とか火災保険について、構造種類の違いによって、あまり違いがあることはないのです。