一戸建ての頭金の貯蓄について(島根県/着付師/22歳/男性)

僕は島根県に住む22歳の着付師です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


一戸建てを購入する時の頭金は、以前は最低でも3割という考え方がありましたが、現在は考え方が変わってきていて、頭金100万円以下で住宅を購入する人が全体の12%を占めるようになってきています。金利が安くて、住宅ローン減税を受けられる今、今が買い時と考える人が多くなっているようです。一方で、若い時からコツコツと貯蓄し、1500万円以上の頭金を用意する世帯も多くなっています。これは景気の先行き不透明感から、なるべくローンの負担額を減らし、金利の支払額を減らすためです。1500万円以上の貯金というと、なかなか現実的には難しいと感じますが、実際に達成した人は、若い時から毎月コツコツとため、10年、15年と努力してきた人が多いです。


実際に1500万円以上の貯金をした世帯は、ファミリー層でいうと子供が小学校入学後に住宅を購入するケースが多いです。小学校入学前には、一戸建てを用意したいという気持ちを抑えて、辛抱強く貯蓄をした結果だといえます。また、計画的に貯蓄を達成した人は、会社の給与を天引きにするなどして、自分が使えないようにするなどの工夫をしています。普通預金で預けていては、ついつい引き出して使ってしまうことがあります。長期間の貯蓄となるので、途中で心が折れないような工夫をすることが大切です。さらに、両親からの援助がある世帯もありますが、半数以上は一切援助を受けていません。マイホームの購入は自分でという志向が強いあらわれです。計画的に貯蓄をすれば、自分の力で購入を実現することができます。