一戸建ての頭金について(和歌山県/グラウンドキーパー/22歳/女性)

私は和歌山県に住む22歳のグラウンドキーパーです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


住宅会社の調査によると、一戸建てを購入した人の頭金は1500万円以上が最多で、次いで100万円以上500万円未満が多く、1000万円以上の人は全体の約4割という結果でした。購入価格別の金額は、購入金額5000万円未満では100万円以上500万円未満が最多、購入金額5000万円以上になると1500万円以上が全体の61%と半数を超えています。購入金額に比例して増えていますが、多い人と少ない人で二極化している様です。低金利の時代なので、少なくても思い切って購入しようという事もあるかもしれませんが、住宅ローンの金利は将来上がる可能性があるので、少ない人は返済金額が一気に上がることも有り得ますので、ムリ無く購入できる物件を選ぶ必要があります。


では、一体どの位の頭金を準備すれば良いのでしょうか。頭金は物件価格の2割、ローンは年収の5倍までと言われてきました。国が住宅の購入を奨励している現在、住宅ローンは低金利、住宅ローン減税も過去最大規模、贈与税の非課税枠は1500万円に拡大、住宅エコポイントの実施など、さまざまな優遇策があります。ただし、住宅ローンは間違いなく借金なので、頭金は多く入れて、借金は少なくするに越したことはありません。頭金が2割あるということは、既に2割の返済は終わっていると考える事もできます。この場合、いざ「売ろう」としたら残金を返済できる可能性は高くなり、「貸そう」となると月々のローンの返済額を家賃収入が上回る可能性が高くなります。