私は奈良県に住む50歳の大学教員です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
住宅購入の際には、立地条件や間取りやどこの工務店で建ててもらうのかなど考えることはたくさんあります。しかしこのときに一番しっかりと考えなければいけないことは、資金計画です。一戸建て住宅を購入するときには、必ずと言っていいほどローンを組むことになります。そしてこのローンを長い年月を掛けて返済していくことになるのです。それは毎月の返済やボーナスで行っていきますが、この金額が高額になればなるほど、家計の負担が大きくなってしまうと言うことは、誰もが理解できることです。しかしこの毎月の負担を少しでも減らすことができるという方法があるのです。それが頭金を用意するかしないかと言うことになります。それによって返済計画が大きく変わってきます。
一戸建て住宅を購入しようと考えたときには、どのくらいの金額をあらかじめ用意しておけばいいのかというと、それには目安があります。住宅ローンで借りることができるのは、住宅の購入価格や建設費の80パーセントまでが一般的となっています。従って住宅購入費用の20パーセント前後は、自己資金として用意しておくことが目安となります。この自己資金である頭金の目安は、住宅購入の場合には購入資金の2割、それにプラス住宅ローンの諸費用とされています。今現在持っている資金をすべて頭金にするということはできませんが、少しでも用意しておくと、毎月の返済がとても楽になります。何かわからないことがあれば、銀行などで返済のシミュレーションを行ってくれるようになっています。