一戸建ての防犯対策について(秋田県/和裁士/60歳/女性)

私は秋田県に住む60歳の和裁士です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


一戸建ての防犯対策は色々ありますが、まずは住んでいる人が防犯に対してしっかり対策を行う事が非常に重要となります。いくら防犯カメラをつけた所で玄関が開いていてはどうしようもないです。なので、家族が家にいても玄関の鍵はちゃんと閉めるようにします。さらに二重ロックをしておくとより安心出来ます。玄関の鍵に関しては合い鍵を玄関付近であったり、庭に隠しておくという家庭がありますがこれは非常に危険です。実行犯は合い鍵を隠してありそうな場所を経験的に知っているので、いとも簡単に発見されてしまいます。とはいえ、子供が小さい場合はその子供に合い鍵を渡してしまうのも危険性が高いので、なるべく行動を共にするなどの対処が必要になってきます。


窓に関しても玄関同様しっかりロックしておく必要があります。家族がリビングでテレビを見ている時に開いている窓から堂々と侵入してくる事はないと思いますが、2階窓などは高所で普通に入れないので開けっ放しにしておくとそこから侵入される場合があります。庭に植えられている木やエアコンの室外機を土台として利用すれば侵入される可能性があります。トイレや風呂場の窓も意外と危険です。小さめという事があり、開けっ放しにしておく事が多いですが、向こうはその手のプロなので窓ごと取り外すという事も出来ます。また、キッチンの窓には格子が付けられている事が多く、簡単に入れないようになっているので開けっ放しにしがちです。しかし、向こうからしたらガラスを割るより格子を外す方が簡単かつリスクが低いので注意しましょう。