一戸建ての防犯の基本は玄関と窓対策です(宮崎県/家庭教師/58歳/女性)

私は宮崎県に住む58歳の家庭教師です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


空き巣の数自体は減少しているものの依然忍び込みと言われる方法や居空きと呼ばれる家人が在宅中に侵入してくるケースは後を断ちません。見知らぬ他人が家を荒らすなどは考えただけでも気分が悪くなるものです。狙われる住居は一戸建ての住宅が全体の25パーセント以上を占めています。地域によっては対策を強化しなければなりません。細かい路地が多い上に見通しが悪い場所や単身者が住むワンルームマンションやアパートが多くあり、昼間の人通りが少ない住宅街は特に注意が必要です。更に高層マンション等を除き、窓のガラスを割っての侵入が多いのも特徴の一つとなっています。対策の一つに防犯カメラの設置があります。最近のカメラは小型で高性能な事もあり、威嚇効果も期待できますが、コスト的には高く付きそうです。


やはり一戸建ての防犯には玄関の鍵交換と窓対策が重要です。鍵はピッキングしにくいものに換え、隙間からバール等が入らないようにガードを入れます。補助鍵を追加するのも有効です。窓ガラスは割って侵入するのを防ぐ為に防犯ガラスに交換します。防犯フィルムでも代用できます。その他にも窓の振動を感知して音が鳴る装置などの防犯グッズは通販で購入する事も可能です。これらは犯人への威嚇と時間をかけさせる事が目的ですが、他にも地域住民の目を向けさせる事も有効です。普段から近所とコミュ二ケーションを円滑にして、長期に留守にする場合は声をかけるようにしておく事も重要です。そしてあまり見かけない人が周りの様子をうかがっていたら特に注意をする等の心がけも大切です。