一戸建ての間取りで失敗しない為にすべき事(愛媛県/サウンドクリエイター/37歳/女性)

私は愛媛県に住む37歳のサウンドクリエイターです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


一戸建てを注文住宅で建てる場合すべてがオーダーメイドとなりますので、外観や内装、間取りなどを自分の希望するプランで建てる事ができます。しかし、完成した家を見てからの購入と違って、完成してから、もしくは生活してみて初めて失敗した部分に気付く場合もあります。例えば「南の開口部を大きくとって窓から入る光がいっぱいの明るい居間にしたい」という希望で建てて、実際に住んでみると、日差しが強すぎて室温が高くなり夏場は大変だったとか、テレビに光が反射して見えにくかったなど、住んでみなければ分からない不都合があったりします。建てる土地の日当たりなど時間を替えつつ何度も足を運んで調べてみたり、実際に家を建てた人の成功例・失敗例などの情報を参考にして間取りなどを考えるのは良い方法です。


間取りで“失敗した”と思うランキングでは、収納の作り方・部屋の広さ・音の伝わり方などが上位にあります。意外に多かったのは「配線」の失敗で、住んでみるとコンセントが足りなかった、コンセントの位置が不便、照明のスイッチが開いたドアに隠れてしまい使いにくいなど、住んでみなければ分からなかった失敗例が多く見られます。コンセントの不足や照明スイッチの位置などは、あらかじめ図面に家具と家電の位置を書き込んで、必要なコンセント数やスイッチ類をチェックしていく必要があります。もちろん、掃除をするときのコンセントの位置や、帰宅時にすぐ照明をつけることができる場所にスイッチがあるかなど、細かな部分まで考える必要があります。このように、一日の生活を思い浮かべながら事細かに図面をかいていくと、住んでからの“失敗した”がなくなります。