一戸建ての間取りが洋風化しています(島根県/システムアドミニストレータ/34歳/女性)

私は島根県に住む34歳のシステムアドミニストレータです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


一戸建てを購入するとき、1番悩むのは、やはり間取りだと思います。これまで持ち家で育った人なら、それぞれの部屋の重要性、必要性はある程度分かると思いますが、賃貸アパートやマンションで過ごしてきた人は、何から手を付けたらよいのか分らないという人も少なくありません。そんな時は、是非家族みんなで内覧会へ行ったり、お友達に一戸建てを建築した人がいるなら、見学させてもらったり、良かった事や失敗した事などを聞いてみるのも良い方法です。それと自分達家族のライフスタイルも考慮すると、自ずと建築後の失敗を減らす事ができ、満足のいく間取りの住まいを手に入れる事ができると思います。最近は、外観、内装共にオシャレな洋風住宅が人気ですが、その美しさにばかり目がいって、生活しづらい間取りになってしまっていたという人も少なくありません。


実は、こうした住宅の洋風化の影響により、和室を造らないというお宅も増えているのです。しかし、和室は日本人にとっては必要な部屋の1つです。日本独特の文化や行事に和室は不可欠です。例えば、雛人形を飾ったり、祭事を行う時や、結納、畳でゴロゴロしたりする事もできます。日本人なら和室があった方が絶対に使い勝手が良いはずです。子育てするにしても、障子や畳、ふすまの張替えなど昔から日本人が行ってきた行事を教える事もできます。ですから是非、和室は間取りに取り入れて欲しいです。リビングダイニングに隣接する和室と、もう1つ、客間として玄関から入ってすぐ脇に作る事がおすすめです。そうすれば、家族の生活感を見せる事なく、お客様をお部屋に案内する事ができます。