一戸建ての購入年齢・適齢期について(宮城県/オプトメトリスト/75歳/男性)

僕は宮城県に住む75歳のオプトメトリストです。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


一戸建ての住宅を購入するには色々と資金が必要です。頭金や住宅ローンを組むためにある程度預金も必要です。ですからその準備が整ってから住宅を購入すると考えると自ずと購入年齢に適した時期が算出できます。最近では結婚の平均年齢が遅くなってきているので、以前と比べると住宅を購入するタイミングも変化してきています。最近では30代後半~40代での購入が増えています。また、老後に備えて家を改築・新築したりする場合も多くなってきています。現実的に考えると、ある程度社会経験を積んで経済的にも余裕が出てくる30代からが一番ローンに通りやすくなっていますし家族計画などを考えても適齢期は30代以上からと言えるでしょう。


では、購入出来るのは何歳まで可能でしょうか。まず、現金一括で購入する場合や頭金でほとんど支払える場合は80歳でも購入できます。しかし、住宅ローンで購入しようとするとそうはいきません。金融機関にもよりますが、一般的には70歳までローンの契約ができます。しかし安定した収入が見込める60代半ばでのローン完済を基準に考えるとおよそ50歳くらいが目安になります。新築物件でなく、中古物件であれば価格も安くローンも少なくて済むので50歳からでも可能といえます。特に社宅などでずっと生活していて自己資金がある場合などは何歳でも思い切って購入しても問題ないと言えます。重要なのは、ローンを支払い続ける(支払いできる)期間がどのくらいかを考えることです。完済したい年齢から逆算して考えるといいでしょう。