一戸建ての購入年齢はいつなのか(大阪府/イラストレーター/60歳/女性)

私は大阪府に住む60歳のイラストレーターです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


一戸建てを購入するには、頭金や住宅ローンが組めるなど資金的な段取りが出来ていることが重要です。また、将来の家族を踏まえて購入する家がどんなものが良いのかを決めなければなりません。結婚の適齢期が、変わってきているように、住宅を購入するタイミングも変わってきています。以前は結婚して家族を持つ30代がまさに適齢期でしたが、結婚も晩婚化し40代で購入する人や単身の住宅購入も目立っています。老後に備えて50代以降の方が購入することも珍しくなくなりました。一戸建てを住宅ローンで購入する場合、頭金が必要ですしローン審査が通らないと融資が受けられません。資金的な面で考えると混入年齢は30代になってからが現実的です。


大手金融機関の住宅ローンの融資基準を見ると、満20歳以上71歳未満で、最終返済時の年齢が満81歳未満となっています。30年~35年のローンを組んでその後繰上げ返済すると考えても、タイミング的には30代で購入できるのが良いです。利用者調査では、購入年齢の割合は、30歳代が最も多く、次いで40歳代が続きます。自己資金がある人なら高齢でも購入できるでしょうが、住宅ローンの支払い面から見ると若い方がより有利です。また、子供の出産や結婚する人の多い30代は、人生の方向性も定まってくるでしょう。金融機関によっては、70歳まで住宅ローンを組めますが、一定の収入があることが前提です。60代前半でのローン完済を考えると、住宅ローンを組んでの住宅購入は50歳が一つの目安です。家賃などの一定の住宅支出があって、家族のイメージが出来ている人は早めに住宅を購入するのも得策かも知れません。