一戸建ての購入年齢の定め方(長崎県/国際公務員/42歳/男性)

僕は長崎県に住む42歳の国際公務員です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


一戸建ての購入年齢は、仕事の形態や家族構成などによって変わってきます。ローンの返済が重要課題になってくるためです。定年のあるサラリーマンや公務員の場合には、60歳~65歳を完済目標にしてローンを組む必要があります。住宅ローンの返済期間は平均で35年と言われているため、そこから逆算すると20歳後半~30歳前半が購入適正年齢と言うことができます。対して自営業などで自らが雇用主という場合には、定年がないためその年齢を遅らせることができます。自分が何歳まで収入を得られる見込みがあるのか知ることが大事です。完済予定年齢があまりにも遅すぎると十分な住宅ローンを借りられない場合があるため、その点にも考慮することが必要です。


家族構成を考慮して購入年齢を考える場合には、子供の存在が鍵になってきます。子供が小さい程、この先の養育費や学費がかかることになるため、その分の貯金が必要になるのです。そうなると、住宅ローンにばかり注目する訳にもいかなくなります。貯金の総額から子供のための貯蓄を差し引いて、残った分で頭金が用意できるようになるまで一戸建ての購入を待つ必要があります。また、共働きなどで夫婦の両方に収入がある場合には、購入年齢を引き上げることも可能になります。ただし、収入があるからと言ってどんぶり勘定にならないようにすることが大事です。現在の生活の収支と貯蓄、将来の人生設計などに配慮しながら、慎重に決めることが必要です。