一戸建ての購入年齢について(鳥取県/ランドスケープコンサルタント/26歳/男性)

僕は鳥取県に住む26歳のランドスケープコンサルタントです。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


結婚して子どもができたら一戸建てを購入したいと考えている方も多いと思います。問題は買い時です。時期から言えば現在は超低金利なので住宅ローンを組むには買い時といえます。ただ、金利が安いからといって頭金が全くない状態で数千万円のローンを組むのは冒険です。特に住宅ローンの終了前に定年退職する場合は要注意です。家の購入年齢は退職前にローンを完済できるよう逆算してください。また、頭金は購入価格の3割用意するのが理想的です。もちろん、共働きであるとか親からの援助が期待できる場合は、もっと頭金を用意できます。その場合も、より高価な物件を買うよりも、なるべくローンを少なくするような返済計画にした方が安全です。返済中に教育費がかかる時期もくるでしょうし、親の介護などでどちらか一方が退職を余儀なくされる可能性もあります。


住宅ローンの返済は定年までに完済するように組んで、退職金はローンに回さないようにすることが、余裕ある老後のためには必要です。また、固定金利か変動金利かで迷うかもしれませんが、なるべく10年以上の固定金利にすることをお勧めします。変動金利はお得感がありますが、今後金利が上昇した場合に返済計画が大きく狂ってしまうことがあるからです。また、現在ローンを組んでいて、繰り上げ返済を考えているなら、「借り換え」も考慮した方が良いかもしれません。より低い金利に借り換えることで、数十万円から数百万円の利息を減らすことができます。繰り上げ返済以上の効果があるのです。若いうちに家を持ち、余裕ある返済計画を立てることが将来のためには大切です。