一戸建ての購入年齢について(福岡県/電車運転士/25歳/女性)

私は福岡県に住む25歳の電車運転士です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


結婚をして子供を持つようになるとあこがれのマイホームを購入したいと考えるようになる人も多いのではないでしょうか。とはいえ、マイホームは非常に高額な買い物となりますので、頭金の用意なども含めてどのタイミングで購入するのがよいのかと悩む人も多いことでしょう。一般的に一戸建ての購入年齢は30代の半ばが一番多く、ついで40代であるといわれています。頭金を多めに用意するためには、ある程度年齢を重ねる必要がありますが、住宅ローンを定年までに支払い終えるということを考えると若いうちにローンを組み始める方がよいという考え方もあります。ローンの安定した返済という観点からは、定年後に長期間の返済が続くというのは支払いが難しくなる可能性もあります。


マンションについては一人暮らし向けの間取りの物件を独身者が購入するケースは珍しくありませんが、一戸建て住宅の購入については家族持ちが購入する場合が大半ですので、近年ますます進んでいる晩婚化の影響によって、一戸建て住宅の購入年齢層にも変化が現れる可能性もあります。また、近年の正規雇用と非正規雇用の収入格差の影響などからマイホームを購入したくても購入できないそうというのも一定程度見込まれますので、こうした社会情勢の影響も一戸建ての購入年齢の割合に影響を及ぼす可能性があります。また、今後の人口減少社会を踏まえると郊外の一戸建てを理想とする従来の考え方から都心回帰の流れとなっていますので、都心のマンションの人気が高まっているという傾向も見られます。