僕は千葉県に住む42歳の花火師です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
現在、いまだ不景気を脱した感が無い状況で、かつてはマイホームの象徴とも言えた一戸建ての購入率が下がっています。そうした背景にはやはり、冒頭の不景気が大きく関わっており、購入を検討しても、企業の業績が上がらない状態では、いつリストラの対象となるか分からないという不安から、長期の住宅ローンを組むことへの決断が出来ない状態です。また、最近では20代から30代までの若い層では、人付き合いを深くする事は好まず、自分の時間や生活圏を大事したいという考えが占めてきています。そうした価値観から、地域密着型での住宅地での暮らしは、やや窮屈なものに感じる人が増えています。そして、高齢者になれば、バリアフリーが完備されているマンションに移り住む傾向が強くなっています。
こうして見ると、一戸建て離れが見え、またデメリットばかりのように感じますが、専門の不動産アドバイザーによれば、それは一面的な見方によるもので、今も一戸建ては多くの人の憧れの象徴であり、マイホームイコール一戸建てという図式は不動なものだと強調されています。また、土地や庭がある分、資産価値が高く、今後、景気が回復するにつれ土地の価格も回復し、その価値は将来にとって大きな財産となる事は間違いありません。今、人気のマンションでは、いまだペット飼育禁止や、ベランダでのガーデニング禁止など制約を受ける事が多々ありますが、一戸建てではそういった制限を受けることなく、暮らしていけるというメリットもあり、購入しても十分に有効な選択肢と言えます。