一戸建ての購入の際のローン利用について(茨城県/ディーラー/62歳/女性)

私は茨城県に住む62歳のディーラーです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


一戸建てを購入する際には、ほとんどの人が金融機関で住宅ローンを借りて購入すると思います。各金融機関から様々な住宅ローン商品が出ていますが、金利も違うし審査も違い、付帯するサービスも違います。ネットを使って調べればすぐ分かる時代ですので、まずは自分の希望する内容のものを調べて、それから窓口へ行って相談をするのがいいかと思います。取引が無い金融機関だからといって、借りることが難しいのでは、と思われがちですが決してそんなことはありません。これを機会に預金をシフトしたり、公共料金の口座振替をシフトし、メインバンクにすることを窓口の担当者に伝えれば、話は前向きに進みます。多くの金融機関が、取引内容によって金利を優遇していますので、借りる金融機関が決まったら必ず取引を全部シフトし、金利を少しでも低くしましょう。


次に、住宅ローンの審査ですが、申込者の年齢や年収、他の借り入れがある場合はその返済額などにより借入可能額や借入期間が変わってきます。ただし、借入金額はなるべく少ないに越したことはありません。多く借りた分だけ月々の返済額も増えますし、自己資金もあまり多くつぎ込むと、25年とか30年、もしくは35年もの長い返済期間中には、子供の教育費が重くのしかかってきたり、予想外の急なまとまった出費が発生したり、またもしかしたら勤務先が倒産なんてこともあり得るかもしれません。そのためにも、月々の返済額は負担の無い範囲まで、自己資金はある程度は手元に置いておく必要があります。返済中に資金に余裕が出てきたら、繰り上げ返済をしていくと支払う金利が少なくなりおトクです。詳しいことは金融機関の窓口に相談すれば教えてくれるので、分からないことは何でも聞いた方がいいと思います。