一戸建ての買い時を検証してみる。(青森県/エステティシャン/42歳/女性)

私は青森県に住む42歳のエステティシャンです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


社会人になり、ある程度の年齢になると考える事も多い不動産の購入ですが、社会の経済動向や、金利、不動産価値の上下でいつが買い時なのか迷ってしまいます。特に、一戸建てともなると、例えば、都内などでは高価格な上、昨今の経済政策による景気回復で、不動産価値も上昇しつつあります。また、不動産価格だけでなく、大幅な金融緩和策により今後市場金利の引き上げも考えられます。そうなれば、住宅ローンの金利も当然上がることとなり、高価格、高金利の時代に不動産を購入してしまうと、その後デフレに後退した場合のリスクは計り知れません。では、これからの時代、どのようなタイミングが買い時なのでしょうか。今回は、このタイミングについて考えてみたいと思います。


最近で一番良い買い時は、簡単にいってしまうと、デフレが進行して、不動産価値が下落していったリーマンショック前後が、一番良かったのではないかと考えます。デフレの時代に住宅ローンを組んで、その後インフレ方向に経済施策がなされると、住宅ローン額も実質目減りするので大きなベネフィットになります。では、これからの時代の買い時はいつなのでしょうか。現在の経済政策上、しばらくはインフレ方向に進むでしょう。それを踏まえた上で、次の2つが良いタイミングかと思います。ひとつは増税後数ヶ月以内。増税前は駆け込み需要で一時的に住宅も需要が上がります。しかし、増税後しばらくは反動で売れなくなり、価格が下落する可能性があるからです。もうひとつは、選挙前。これは、例えば与党が大敗してさらにインフレ政策が取られたとします。そうなると価格は上昇し、金利も上昇するからです。この二つに金利状況を加味するのが良いかと思います。