僕は熊本県に住む47歳のテレビプロデューサーです。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
一戸建ての買い時は、基本的には土地の価格が高騰していない時期です。バブル期は異常でしたが、その後も土地の価格は上昇している時期と下落している時期があります。底値で購入しようとしても無理ですが、少なくとも土地の価格が上昇している状況下で購入するのは避けたいと考えるのが一般的です。しかし、待っていると更に土地の価格が上昇して、当面は下がらない可能性もあります。土地の相場を読むことは困難ですので、一時的な要因で急激に土地の価格が上がっている時点だけは避けたいものです。例えば、東京オリンピックの開催が決定したことから、今は一時的に土地の価格が上昇しています。しかも、それは東京都内に限定してのことです。
一戸建ての買い時として、土地の価格が低い時点の他には、住宅ローンの金利の低い時もあります。住宅ローンを利用しない人には関係のないことですが、多くの人が一戸建て住宅を購入するためには住宅ローンを利用します。長期間の借入になりますので、金利の差による借入期間中の支払い金利の総額は大きく異なってきます。また、意外な買い時として、円高の時期があります。日本は建材の多くを輸入に頼っていますので、円高になると建材の価格が下がるのです。木材も一般的な一戸建て住宅で使われるものは輸入材です。円安になると建材の価格が上昇してしまいます。為替の動きが即時に建築価格に影響して一戸建ての建物価格に影響するわけではありませんが、長期的には為替の影響を受けます。