私は鳥取県に住む40歳の鋳物工です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
日本ではあまり起きないことなのですが、住宅にはバブルというものがあります。はっきりと価値がわかるものですから、投資の対象として目が向くことが多いのです。投資にしているのであれば、それはそれでよいのですが、問題は単純に住居が必要な人です。そうしたときには実際の価値以上に高値になっていることが多いですから、買い時ではないといえます。一戸建てが日本ではとても人気ですから、そうしたときには必ず値上がりします。ですから、バブルの時には避けたほうがよいです。そもそも五年もバブルが続くことはないのですが、じっと耐えて、むしろ崩壊したときに買うことがベストであるといえます。そうすれば一戸建てを安く買い叩くことができます。
また、最近では非常に悩み時になる状況が増えています。それが消費税増税です。確実に値上がりするものですし、早めに買ったほうが良いことは確かなのですが、そうしたときには需要も増えているわけですから、どうしても価格が上がってしまうことがあります。つまりは、需要と供給のバランスが一気に需要に傾く、ということです。市場原理としてそうしたときには確実に高くなります。ある意味では増税直前はあまり買い時ではないといえます。かといって三パーセントなり五パーセントの価格上昇は確定的なのですから、買い時であるともいえます。そのあたりは市場をよく注視して、損をしないように適正な価格で買えるときを選ぶことが大事です。少なくとも無理はしないことです。