一戸建ての買い時とは(宮崎県/役者/75歳/女性)

私は宮崎県に住む75歳の役者です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


一戸建ての買い時を考える場合、知っておきたいのはお金に関することです。今後も消費税が上がる予定ですが、消費税に関する注意点としては「消費税の経過措置」があります、新築やリフォームにの請負工事において、契約から引渡しまでの間に税率が変わる場合、引渡しまでに新税率の適用日をまたいでも契約時の税率のまま据え置くという措置のことです。契約日や引渡し日によって税率が変わってくるので、事前に確認しておく必要があります。近々家を建てたいと考えている日とは、次回、消費税が上がる予定が平成27年年10月なので、平成27年年3月31日が経過措置の契約期限日になるということを考慮して工事請負契約を結ぶと良いということになります。


また、消費税率引き上げに伴う住宅購入者の負担を少しでも緩和するための制度である「住まい給付金」や、年末の住宅ローン残高や住宅の取得対価のうちいずれか少ない方の金額の1%が10年間に渡り所得税の額から控除され、所得税で控除しきれない部分を住民税からも一部控除する「住宅ローン減税」があります。これらは消費税率引き上げによる負担の軽減を図り、収入によって給付金額が変わるようになっています。今現在の予定では、平成29年12月まで実施されることになっています。よく消費税率が上がる前は「今が買い時」と言われ、消費者側もその気になってしまうことが多いですが、本当に自分にとっての「買い時」は何時なのかを見定めた上で、最大限の優遇措置を利用することが大切です。