僕は佐賀県に住む65歳の推理作家です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
物件は木材やコンクリートで出来ているので、年月が経過すればする程に劣化していきます。一戸建ての場合は土地も購入しているので、土地の資産価値は一定に保たれて残りますが、物件に関してはどうしてもいずれは朽ち果てます。耐用年数は物件の材質や造りによって異なりますが、それぞれの大体の耐用年数を把握して修復や建て替えに向けて資金計画を立てておくことが大切です。木造住宅は大体20年程度で資産価値がなくなります。10年の経過で価値は半分になるので、建て替えを検討せずに修復するのであれば10年を目安に修復することが大切です。分譲マンションも10年を目安に修繕計画が立てられており、一戸建ても材質的には同じ場合これが当てはまります。
鉄筋コンクリートであれば50年近く耐用年数はありますが、資産価値としては木造と同じく20年程度でなくなります。これはどんな物件にも共通していることであるので、いかにして耐用年数まで物件をもたせるかということが重要になります。資金計画としては、10年ごとの修復に100万円程度かかるので毎月1万円程度は積み立てておくことが大切です。修復をしなくても住むことは可能ですが、災害時にその場所がもろくなり損害が及ばされる可能性があります。家族と住んでいるのであれば家族の安全を確保する為にも、定期的に修繕をすることが大切です。見た目からして修繕の必要が無いと判断しても定期点検だけは欠かさずに行うことが大切です。