一戸建ての耐用年数はメンテナンス次第です(福島県/心理カウンセラー/70歳/男性)

僕は福島県に住む70歳の心理カウンセラーです。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


一戸建ての住宅はマンションと違って管理費の積立の負担がありませんが、所有者自身でメンテナンスをしなければなりません。そのメンテナンスによって建物の耐用年数に大きな違いが出てきます。一般的には10年に一度はメンテナンスが必要であると言われています。外壁面、屋根は風雨、猛暑、寒冷に常時さらされています。太陽光による劣化は毎日のことです。見た目には変化が分からない場合もありますが、間違いなく劣化が起きているのです。室内のクロスや床などのメンテナンスは建物の耐用年数とは無関係ですが、外壁面と屋根は影響が大きいです。多くの一戸建ては木造ですので、木材が湿気などで劣化することは建物の劣化に直結してしまいます。


メンテナンスに必要な金額は建物の規模にもよりますが、メンテナンスの質によって大きな違いが生じます。複数のリフォーム会社の見積もりを取ると、金額が倍も異なるということも珍しくありません。外壁面や屋根のメンテナンスの塗装は使われる塗料によって質も価格も大きく違います。素人では内容の説明を受けても明確には理解できませんが、廉価なものは質も低いということは確実です。工事の人件費や足場の価格には大きな違いはありません。結局は、塗料などの質の違いが大きいのです。節約することも重要ではありますが、安易に廉価な工事をすることは得策ではなく、長期的に使う自宅であることを考えて、しっかりした工事をしたいものです。