僕は山形県に住む44歳の林業従事者です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
まず先に、耐用年数とはどういうものかについて説明をします。減価償却計算において、その物件の価値が残るまでの年数のことを言います。いつまで住めるかという年数ではなく、物件としての価値がいつまで続くかということです。一戸建て住宅の耐用年数は、物件によって異なりますが、平均は30年前後から60年だと言われています。30年から60年だと言われると、ずいぶん幅広いと思われる方もいるかもしれません。この幅広さの理由は、木造か鉄筋かの違いによるものだと言われます。一般的に木造住宅の場合、雨や風などの風化現象により、耐用年数は鉄筋住宅に比べ低くなります。その点、鉄筋住宅は、風化を受けることはあまりない為に耐用年数は長くなります。
新築物件ではなく、中古物件の場合は、耐用年数は異なります。築年数などの違いから、契約時において既に30年以下になっている場合も多いです。ですから、中古物件の場合、なるべく上記の年数が長い物件に住みたい場合、一戸建てを選ぶ際には、建設されてからの年数があまり経過していない住宅を選ぶ必要があります。又、鉄筋住宅の場合、木造住宅に比べ価格が高くなる場合がほとんどです。木造住宅に比べ、約2倍ほどの価格になる場合もありますので、支払い計画を作る際には、その分も考える必要があります。又、自分の住んでいる住宅の耐用する年数の調べ方は色々あります。ネット上に掲載している計算式などを使って自分で計算する方法もありますが、確実なのは、不動産などに確認することです。