一戸建ての耐用年数はどの程度(宮城県/養護教諭/58歳/男性)

僕は宮城県に住む58歳の養護教諭です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


自由度の高さがメリットである一戸建て。所有している敷地内であれば、住まいの増改築や庭の改装も、自分の好きなように手を加えることが出来る。家族の人数が増えた場合や、ガーデニングを始める時にも柔軟に対応することが可能で、持ち主のわがままを叶えられる家と言える。他にも、メリットとして、隣家とある程度距離があることが挙げられる。そうであるからこそ、騒音を気にしなくて良いのである。多少の騒音は避けることは出来ないが、壁一枚で隔てられている集合住宅よりは、気を遣うことはないだろう。かかる費用がマンションより安いこともある。これは、マンションのように維持管理費や修繕積立金を支払う必要がないからである。このように、一戸建てのメリットは多くある。


では、一戸建てを購入した場合、その耐用年数はどれほどなのだろうか。購入したとなると、永住を見越していてもおかしくないため、需要な問題としてとらえることが出来るだろう。一般的に耐用年数は、短くても30年、長くて50年と言われている。これは、建てられた当時の価値観の左右される場合もあるらしく、「質より量」と言われていた時代につくられたものは脆い、という考えもあるようである。逆に、50年たってもまだ梁や柱がしっかりしている家も存在している。いくらお金を掛けて丁寧に作られていても、形あるものはいつか壊れてしまうものである。定期的なメンテンスを行うかで耐用年数も変化しそうではあるが、この場合、修繕費用は実費である。安全にかかわることでもあるので、作りのしっかりした家を選びたい。