一戸建ての耐用年数はどのくらいなのか(宮崎県/プロブロガー/62歳/女性)

私は宮崎県に住む62歳のプロブロガーです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


日本の住宅の耐用年数は30~50年と言われています。20年の差はとても大きいですが、この差はどこからくるのでしょうか。今取り壊しをされている建物と違い、現在建てられている住宅の方が柱や梁など、地震対策も施されている事もあってい以前よりも寿命が延びていると考える事が出来ます。マンションなどでは「ロングライフ住宅、100年住める」などと謳っている所もあるほどです。マンションでは修繕積立金を集めることで、マンションの共有部分については賄う事が可能ですが、一戸建てに住んでいる人は自分で修繕の予定を組み、費用を蓄えておく必要があります。必要な修繕、費用をキチンを把握しておくことで、住宅の寿命を延ばすことが出来るようになるのです。


まず、水回りについては10~15年が寿命とされています。但し、毎日使用する場所ですので、日々掃除を欠かさない事で耐用年数が伸ばす事ができます。排水管もマンションでは毎年業者が掃除に来ます。数年に一度は業者に頼んで掃除してもらうと、悪臭や詰まりなどの緊急の事態になる事を避けられます。外壁や屋根などの外装も10年ほどでメンテナンスが必要とされています。勿論、材質や塗料によってメーカーで目安とされている年数に違いはありますが、水回り同様、こまめに掃除をする事で自分の家の状態を把握しておくことはとても重要です。壁であればクラックが無いかどうか、玄関回りではタイルが割れたり剥がれたりしていないかどうか把握しておきましょう。費用は目安となる時期が近づいてきたら、相場を数社から見積り等をとって知っておく事をお勧めします。日頃のお手入れと、計画的な修繕や積み立てで大事なお家の寿命を延ばしましょう。