一戸建ての耐用年数に関連してみるべき点(静岡県/劇作家/54歳/女性)

私は静岡県に住む54歳の劇作家です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


一戸建て住宅において、その「耐用年数」というものは非常に重要ですが、それはあくまでも「数字上の計算」であって、実際と同一である保証はありません。というのは現実の住宅は、雨風から数度の地震といった自然災害のようなものにさらされ、計算上の数値だけでは測れないダメージを負っている可能性が多々あるからです。そうなりますと計算上の「耐用年数」ではまだ平気なのに、実際は倒壊の危険性が高いなんて事もあり得るのです。では現実問題として、その一戸建て住宅の、現実の「耐用年数」を調べるには、どこを見ればいいのでしょうか。この点について、以下に説明していきたいと思います。まず家屋の基盤となる、柱や梁、そしてなんと言っても土台の部分が、重要なポイントです。


この土台の部分は、最近の住宅では、その美観のために構造上、表からは見えないようになっているものが多いので、非常に湿気にさらされやすく、シロアリのようなものが巣をつくる危険性も高いのです。このような部分は、実際に目で確認してみないとわからないものなので、定期的に確認しておきたいものです。特にシロアリに関しましては、住居全般に広がる危険性があるので、一ヶ所で見かけましたら、柱や梁といった、家全体の確認が必要になります。単純な老朽化年数だけでは、その家屋の正確な「耐用年数」は測れません。本当の意味での「耐用年数」を知るためには、当該家屋の現実的な調査をしなければならないのです。そして住宅の耐用の問題で特に多い「シロアリ」のような害虫には、特に要注意です。