一戸建ての耐用年数について(青森県/中小企業診断士/55歳/男性)

僕は青森県に住む55歳の中小企業診断士です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


一戸建てにお住まいの方は、一度は「家は何年もつのだろうか」とお考えになったことがあるのではないでしょうか。一戸建ては一軒家のことを指し、マンションとは構造が違い、耐用年数も短いものと考えられます。しかし、一軒家の場合土地の価値がほとんど変わらないため、将来的な価値はあると思います。実際に一軒家の耐用年数は何年であるのかというと、一概には言えませんが税務上は木造で22年とされています。しかし、最近になればなるほど耐用年数は長くなっているように思います。それはなぜかと言うと、以前より骨組がしっかりした造りになっているからです。外装や外観は昔の方が丈夫な造りをしていたので、最近の住宅ではその部分のリフォームが必要でしょうが、裏を返せばリフォームすれば長く住めるということになります。


次に、一戸建てとマンションの根本的な違いについてお話しします。一戸建ては独立した空間を持つことができ、プライベートが守られます。マンションは集合住宅なので、逆にご近所さんとの付き合いが深くなります。こうした特徴から、これから選ぶ方にとって参考になればと思いますが、実際はどちらが良いとは言えません。それは、その人の生活スタイルによって選び方が変わってくるからです。ここまで話してきた耐用年数という観点から言えば、一戸建てよりマンションの方が長いのですが、そんなことより長く住む住宅ですから自分で納得のいく条件の住宅を選ぶのが一番でしょう。耐用年数は一つの指標ですから、それも一つの参考にしながら将来設計をしてみてはいかがでしょうか。