一戸建ての耐用年数についての説明(福島県/テクノクラート/57歳/女性)

私は福島県に住む57歳のテクノクラートです。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


一戸建ての耐用年数は、住宅購入を検討されている方にとって、重要な事となります。例えばローンを組む場合に、ローンの返済が終わる前に耐用限界が来て、リフォームが必要となる場合には、想定した生活設計に違いがでてきてしまいます。そこで、住宅の耐用年数について、説明していきます。同様の用語として、寿命や使用可能年数があります。ます、耐用年数は、税制上の減価償却年数を表しています。寿命は、存在している家屋が全体の50%を切る年数です。使用可能年数は、その家屋が居住の用をなしている年数という意味があります。耐用年数というと、一般では使用可能年数の意味で使用されるので、使用可能年数の意味で、説明して行きます。


一戸建ての耐用年数は、30年程といわれています。しかし、このデータは国土交通省の建築動態統計調査を元にしています。取り壊した家の実際に使用された年数から、出しています。但し、この取り壊された家は、全体の1%以下なのです。古い家屋が、取り壊されていますので、現在の家屋の耐用限界は、これから分かる事になります。それでも、居住の用をなすかという問題は、あります。柱や梁は、約50年程は持つともいわれています。しかし、外装や内装は、もっと早く傷みます。また、注文住宅か建売住宅かの違いもあります。一戸建ての場合は、家屋の価値は無くなって行きますが、土地の権利は残ります。リフォームや家屋の建て替え等で、資産価値を維持する事も重要となります。