一戸建ての耐用年数とリフォームの時期(滋賀県/競艇選手/68歳/男性)

僕は滋賀県に住む68歳の競艇選手です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


「現代の一国一城の主」といった意味合いから、一戸建ては男性に高い人気の住宅です。しかも、マンションに比べて土地に価値がある分資産価値も高く、万が一の際にはそれなりの金額で売却することができます。こうしたことも鑑みて一戸建ての人気はまだまだ衰えることはありませんが、購入の際に気になるのが耐用年数についてです。50年以上は持つといわれるマンションに比べて、一戸建てのデメリットとしてよく取り上げられるこの耐用年数です。これは、住宅全体の建て替えもありますが、その他にも屋根や外壁の修理、住宅設備の交換なども行う必要があります。今回はこうした様々な部分を含めて、どれくらいの時期にリフォームが必要なのかをご紹介します。


現在の構法では、まず築5年ほどまでは特に大きな問題は起こらないのが普通です。これまでに不具合があれば建築ミスの可能性が高く、業者と交渉する必要があります。だいたい10年くらい経つと、外壁塗装の剥がれやひび割れが目立ち、内装ではコンロや給湯設備などが寿命を迎えます。外壁塗装は放っておくと雨漏りや柱の腐食につながりますので、なるべく早急な修理が肝心です。またシロアリ対策も、10年に1度は再処理が必要とされています。20年くらい経つと全体にかなり痛みが目立ち、瓦葺き屋根は葺き替えの時期を迎えます。これまでリフォームを行っていた住宅は、それでも大幅な建て替えの必要はない可能性もありますが、さすがに30年を過ぎると耐用年数を超え、建て替えが急務です。このように、だいたい10年ごとに見直しが必要となります。