一戸建ての耐用年数とメンテナンス(大分県/アナウンサー/49歳/男性)

僕は大分県に住む49歳のアナウンサーです。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マイホームで一戸建てを建てる場合、マンションにはないたくさんのメリットがあります。まず一戸建ての場合は建物以外に土地の所有権も所有するため、将来建て替えや売買、子どもへの相続など様々な利用方法があるという点が挙げられます。またマンションのように管理費や修繕積立金がかからないという点もメリットといえます。しかしすべて自己管理で行わなければならないため、自分で維持管理費を用意しておかなければなりません。一般的に一戸建ての耐用年数は30~50年前後、マンションの耐用年数は50年以上といわれています。そして特に木造の一戸建ての場合は寿命が短いといわれています。最近では建築技術の発展により建物の寿命はどちらも伸びている傾向にあります。


しかしどのような建物であっても月日が経てば必ず劣化するので、その都度修繕が必要です。一戸建て場合、10年前後で屋根や外壁の塗装工事や防水工事が必要になることが多いです。また台風などの自然災害による破損の修繕もしなければなりません。住宅ローンを払い続けながら修繕費も用意するのは大変です。そのため少しでも耐用年数を長くすることが負担軽減に繋がります。そのためには、災害や経年劣化に長期間耐えられるような材質や設計による家を建てることが重要です。間取りや内装だけでなく、強度にもこだわることで耐用年数を延ばすことができます。また小さなメンテナンスを怠らないことも大切です。小さな破損は修繕費用がないから、時間がないからといって後回しにしがちです。しかしそのまま放置しておくと大きな破損に繋がったり建物の寿命を短くしてしまいます。あらかじめ修繕費を用意しておき、こまめにメンテナンスをすることが大切です。