一戸建ての耐用年数とその年数を伸ばすには(千葉県/はり師/73歳/男性)

僕は千葉県に住む73歳のはり師です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


一戸建て住宅にも耐用年数があり、寿命もあります。一般的にその年数は30年と言われています。それは国土交通省が出している統計データに基づいて言われている年数になります。固定資産税の減価償却が終わる年数も30年程度である為、その点と一致しています。この国の発表している耐用年数は、建物が壊される時点で建ててから何年経っていたかという年数から算出されています。一戸建て住宅の工法には、木造およびプレハブなどの軽量鉄骨、鉄筋コンクリートの3つが大きく分けてありますが、耐用年数の面で考えると、木造は寿命が短めとなっています。但し最近では、強く寿命の長い家を建てることに主眼が置かれるようにもなってきています。


工法も年々進化しており、建物の寿命が延びつつあります。但し、いずれにの場合においても耐用年数を長くしていくためには、メンテナンスが欠かせません。特に外壁や台所、バストイレなどの水回りは傷みやすく、そこから建物の傷みが急激に進んでいくことも多くなっています。その為、できるだけ寿命を延ばし、長く使うためには、家の傷み状況を把握し、定期的にメンテナンスすることが重要になってきます。家の状況を診断してもらえるサービスなどもあるため、定期的に検査することが重要です。また購入時においても、例えば建材に何が使われていて、より持ちの良い資材が使われているかを把握しておくなど、寿命の長い家であるかを確認した上で購入することも重要です。