僕は茨城県に住む26歳の国会議員です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
一戸建てを購入したときに案外忘れがちなのが維持費のことです。修繕費や固定資産税など、物件本体以外にも色々とかかります。では、何に一体どれくらいかかるのか、一つ一つ見ていくことにしましょう。物件を買うと、毎年固定資産税を支払うことになります。固定資産税は土地と建物それぞれに課税され、いずれも住宅用地扱いになっているので、商業地のような非住宅地に比べ、税額が軽減される特例を受ける事が出来ます。固定資産税は市町村などが定めていますが、その金額を決定する手続きや方法は総務省による固定資産評価基準というものによって決められています。固定資産税評価の目安としては、土地はだいたい時価の60~70パーセント、建物はだいたい建築費の50~70パーセントといわれています。
さきほど目安の所で記載した時価とは、国交省の土地鑑定委員会がが毎年1月1日頃に発表している地価公示価格といわれるものの事で、これを目安として上記の税率を乗じて計算すると、だいたいの固定資産税が分かります。ちなみに都市計画税の課税標準も固定資産税の課税標準と同じになっています。固定資産税がかかる土地や家屋の評価は実は毎年行われているわけではありません。原則として3年ごとに評価の見直しが行われています。つまり、固定資産税は3年間は据え置かれて同じ税額になりますが、地価が下落したときの据え置きは納税者に不利になるため、固定資産税評価単価を年度が替わるたびに修正できます。家屋は年月が経つごとに減耗するので、徐々に評価額が下がり、税額も減っていくことになります。