一戸建ての維持費を調べてみました(愛知県/料理人/21歳/男性)

僕は愛知県に住む21歳の料理人です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


ようやく頭金を貯め、住宅ローンの審査も通ったところで一安心してしまう方が多いようです。しかし、一戸建て住宅には維持費もそれなりにかかるということを忘れてはいけません。まず、大きなところは固定資産税という不動産にかかる税金です。こちらは、新築一戸建ての場合には、建築後3年程度の軽減措置があるのがうれしいところですが、通常の金額に戻った時の金額もきちんと把握しておく必要があります。住宅ローン返済の計画を立てる際や繰り上げ返済を考えている場合は、この金額も想定しておくことで慌てずにすみます。また、忘れてはならないのが家庭内のライフステージにかかわる出費とのすり合わせです。特に、自家用車を所有している場合も表などを作成しておくことです。


次に、住宅そのものにかかる修繕費用です。外壁や給排水管については十年目で交換や修繕が必要になります。この費用はおよそ百万円程度かかります。外壁については多少の見栄えが悪くても雨漏りでもしなければ問題になりませんが、給排水管や水回りなどは必ず交換が必要になります。また、三十年程度経過すると、今度は外壁や給排水管に加えて、屋根や内装、床材等も加えた五百万円程度の大規模なリフォームが必要になることが多いものです。こういった修繕費用も積み立てていくことも十分考慮したうえで、無理のない住宅ローン返済計画を組むことが大切です。毎月のお給料から出すのが難しければ、大きな収入となるボーナスからの貯蓄を考えておくことで備える必要があります。