私は愛知県に住む62歳の官僚です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
一戸建て住宅を購入すれば、プライバシーが確立された快適な暮らしが実現できます。プライバシーが確立されていると同時に、一戸建ての場合は修繕などは全て自分で手配して行わなければなりません。マンションの場合は毎月修繕積立金を徴収されて、10年に一度程度の頻度で修繕工事が行われます。一戸建てを購入した場合は、そういった修繕工事の手配や積み立ても自分で行わなければなりません。維持費として修繕費の積み立ては必須と言えます。積み立ての目安は購入価格の1%にあたる金額を1年かけて積み立てます。物件が3000万円だとすれば1年で30万円貯めればいいので、無理な金額ではありません。維持するための修繕には大金が必要です。
修繕の頻度は10年に一度程度です。その時の修繕箇所や内容によって費用は変わってきますが、大体100万円程度あれば十分に修繕することが出来ます。内装や外装だけではなく、トイレや風呂なども修繕する場合はそれだけ費用がかかります。一戸建て住宅はマンションのように、管理費や修繕積立金の支払いは不要ですが、実際には修繕積立金は自ら積み立てなければならないので、これが維持費に該当します。不動産は年月が経過すればするほどに劣化します。劣化を放っておくと、修繕に大金がかかるような破損が起きてしまう場合もあるので、目安となる10年を目処に一度業者に点検してもらって見積もりだけでも出してもらって検討することが大切です。