僕は熊本県に住む36歳の指揮者です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
一戸建てにするか、マンションにするか。比較したことのある方なら、一戸建ては修繕積立金や管理費を支払う必要がない、ということに気づく方がいらっしゃるかと思います。マンションの共用部分は、住んでいるみんなで所有しているものですから、修繕積立金や管理費は、その部分のメンテナンスや壊れた時の費用にあてられるのです。一戸建てはその分の支払いはありませんから、マンションよりも費用が安い場合があります。しかし、共用部分ない一戸建てでも、メンテナンスや、どこか壊れたり故障した際には修理は必須です。毎月定額を支払うわけではありませんが、そのような場合に備えて、お金を自分で確保しておく必要があります。それを想定して家計をやり繰りすると良いでしょう。
では、維持費はどの程度かかるのでしょうか。屋根の修繕や、トイレ、浴槽などの設備の交換、補修、和室があるなら畳のメンテナンス、庭の芝生や草木の植え替え、など、修繕箇所は多岐にわたります。この場合、どれくらい費用が掛かるのでしょうか。ざっくりした目安ですと、10年目で100万円、30年目だと500万円ほどだそうです。これは、家の大きさやその地域の気候にも左右されます。建物に限らず、物は傷むものですし、傷めば修理が必要です。それはマンションも同様ですが、一戸建ての場合は、これやを行うタイミングを自分で選ぶことが出来ます。今月は家計が苦しいから、ボーナスが支払われるのを待とう、といった融通が利くのです。修繕時期を選べるというのはメリットでしょう。