僕は高知県に住む47歳の翻訳家です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。

一戸建ては、建てて終わりという訳にはいきません。そこで暮らす内に生じる経年劣化や故障などを定期的に補修していく必要があるのです。私も目先のローンのことで頭が一杯で維持費まで気が回っていませんでした。冷静に考えると物である以上、永久的にその状態を保ち続けるということは不可能です。壁や瓦の色が落ちたり床が軋み出したりして初めてアフターケアの必要性に気づかされました。正直な所、十分な維持費を用意するのが難しかったのですが、建築を依頼した業者がアフターフォローをリーズナブルな価格で行ってくれる所だったので、無事に補修工事を依頼することができました。おかげで新築の時のようなきれいな状態に戻すことができました。

家のローンは一通り終わったのですが、それ以降は、補修費やリフォーム費のための積立を行っています。長く大事に住み続けるためにも大事なことだということを身を以て感じました。以来、身の回りで家を建てるという話を聞くと、その後のメンテナンスの大切さについてアドバイスをするようにしています。そのためにもローンと合わせて維持費の積立も行うことが大事だということも伝えています。これなら賃貸のアパートやマンションの方が楽なのではないかと思ったこともありますが、一戸建てでしか味わえない快適な暮らしも捨てがたいものです。一生もののマイホームとして購入した以上、これからもメンテナンスを続けて大事に住んでいこうと思っています。