僕は千葉県に住む73歳の推理作家です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
住宅を購入すると住宅ローンの支払い以外にも、メンテナンス費用などの支払いが必要になります。マンションの場合は共有部分の補修や設備の点検・交換などが必要です。そのため修繕積立金や管理費を支払わなければなりません。しかし一戸建ての場合は修繕積立金や管理費は必要ありません。しかしいつどんな修理をしなければならないか予想できないため、自分で維持費を用意しておく必要があります。家を大切に使用すればするほどメンテナンスの必要はなくなります。しかしどんな建物でも年月が経てば劣化します。一戸建ての維持には屋内であれば、畳の交換やトイレ・浴槽などの設備の改装、壁紙の張り替えなどが挙げられます。また屋外においては屋根の修理や庭の草木の入れ替え、駐車場の補修などが挙げられます。
このようにメンテナンスの内容や規模によって必要な維持費は変わってきます。また毎年メンテナンスが必要な場合もあれば、数年に一度何か所もメンテナンスをする場合も考えられます。そのためどのような場合でも対応できるように維持費を管理しておくことが大切です。毎月一定額を貯蓄する方法や、毎年建物物価の1パーセントを貯蓄する方法など、家庭にとって負担になりすぎない程度に貯蓄しておくと安心です。そして一戸建ての最大のメリットは、メンテナンスのタイミングや内容を自分で決定できる事です。家計が厳しい時には簡単な修理で対応したり、先延ばしにしたりすることができます。マンションとは違いある程度融通がきくので家計に見合った修理ができます。