一戸建ての維持費について(茨城県/推理作家/26歳/男性)

僕は茨城県に住む26歳の推理作家です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


憧れの一戸建てを購入するには、購入資金が必要です。賃貸ではないので、家賃が要りません。ゆえに、購入資金以外には費用が要らないと考える人も多いです。しかし、建物は年数とともに劣化します。また、生活していく中で、修繕などが必要な場合があります。以上から、一戸建て購入時には、購入資金に含まれない維持費も毎月の家計の中で準備しておかねばなりません。では、具体的な維持費の内容について説明します。和室ならば、畳の張替えや屋根瓦の修繕などがあります。また、トイレや浴槽などの設備を交換したり、リフォームすることもあります。さらに、外壁や内装の修繕も必要です。庭がある人は、木々の植え替えや芝生の手入れなども費用がかかります。


このような維持費は、10年間で約100万円かかると言われています。さらに30年経つと、約500万円かかる可能性があります。家の大きさや気候にもよりますが、高額な資金が必要になります。ゆえに、購入資金の1%を毎年貯蓄しておくと安心です。とはいえ、自分の家なので修繕のタイミングは自由です。よって、資金がないから来年に修繕するという変更ができます。また、ボーナスが出たら修繕をするという方法もあります。大規模な修繕は難しいですが、トイレのみなど部分的な修繕が可能です。これならば、毎月修繕費を積み立てておく必要がありません。よって、今直さないと住めない箇所は早めに修繕し、残りは後回しにしても良いのです。