一戸建ての維持費について(滋賀県/歌舞伎役者/32歳/男性)

僕は滋賀県に住む32歳の歌舞伎役者です。僕のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


マンションでも一戸建てでも自分の資産として住宅を購入すると、まずそれに対して維持費が発生します。まず、第一に毎年必要になってくるのは土地と家屋にかかる固定資産税です。家屋自体は年数が経てば古くなるので大改造のリフォーム等をしない限り毎年少しずつ金額が下がりますが、土地の場合は一般的に路線単価で決まるので、家の近くにバス路線ができたり、電車の駅が出来たりして交通の便が良くなったりすると、土地の評価が上がりそれに比例して土地のへかかる税金も高騰します。次に外せないのは火災保険です。火災保険に入らないと住宅ローンが組めない場合などもあり、また、最近では地震や大雨などの自然災害が多いことから住宅を持っている人のほとんどが加入しています。


その他では家の修繕費などで、屋根や外壁のリフォームは10年をめどに行ったほうが家が長持ちすると言われています。特に屋根は大事で、劣化を放置しておくと家全体に悪影響を及ぼすおそれもあるので、まずリフォームを考えるなら屋根を優先させるべきです。予算に余裕が無い場合は、せめて屋根塗装だけでも行うようにしておきましょう。また台所やお風呂、トイレといった水回りも一度はリフォームすることになると思っていたほうが良いでしょう。敷地内の下水の掃除をまめにしておけば、水回りが長持ちします。一戸建てならではの諸経費と言えば、庭の剪定作業などがあります。若いうちは自分たちでできますが、年をとるにつれ体力的にも難しい状態になってくるので業者に頼むことが多くなるでしょう。