一戸建ての維持費について(長野県/演出家/41歳/女性)

私は長野県に住む41歳の演出家です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。


あこがれの一戸建て住宅を購入した人はたくさんいます。しかし住宅を購入したらそれで終わりということではないのです。形ある物はいずれ汚れていくというように、購入したときは新築できれいな状態でも、年数が経過することによってあらゆるところが汚れたり修繕しなければいけなくなったりしてきます。マンションの場合には修繕積立金や管理費という物がありますが、一戸建て住宅にはそのような物がありません。従って一戸建て住宅を購入した人は、将来修繕する可能性があるということを考慮して、早い段階で修繕費を積み立てておくようにするといいです。将来のお金の計画の中に、家の修理に関する費用という物を組み込んでおくようにします。


では実際にどのくらいの維持費が必要なのでしょうか。修理しなければ行かない物としては、畳の張り替えやトイレや浴槽などの交換や改装などが考えられます。また庭の芝の植え替えなど細かいことまでを含めると、さまざまなお金が必要になってきます。どのような建物でも必ず劣化してきますが、住宅の場合には、10年目で100万円、30年目になると500万円程度のお金が必要になります。これは家の大きさや住んでいる地域によって変わってきますが、想像しているよりも必要になってきます。従って毎日の生活の中で少しずつ維持費として貯めていくと、いざというときに負担になりません。マンションなどと違って修繕する時期は自分で判断することができるので、家計に余裕があるときに行うといいです。