私は神奈川県に住む34歳の国連職員です。私のコメントが、少しでもあなたのマイホーム購入のお役に立てれば嬉しいです。
基本的に、国内に存在している一戸建てのほとんどは木造を基礎として作られています。新築される約85%近くが木造住宅になっていますので、耐用年数もそれを込みで考えなくてはいけません。木造住宅の場合は、耐用年数が約20年ほどと判断されており、築年数が20年以上経過したものには一般的に資産価値がないと判断されて、購入する人が少なくなる傾向にあると考えられています。しかし、本当はそうではありません。築年数が進んでいるにも関わらず、そのような住宅を欲しがる人は非常に多いので格安で住宅を販売している業者も存在するのです。そもそも、住宅ローンではそれ以上の長い期間の返済プランがありますので、資産価値がなくなるなどと言ったことはありません。
では、一戸建てにおいて築年数がある程度経過しているにも関わらず好まれる住宅はどのようなものなのかというと、再利用ができる住宅なのです。いわゆる中古物件を購入する人の中には、資産価値が低くなった建物を購入してそれを綺麗にリフォームすることによって、賃貸やシェアハウスに再利用する人が増えているのです。購入した住宅に自身が住む必要は無く、賃貸などによって利益を得ることが出来れば有り余るほどの利益を手に入れることができます。実際、住宅の建築費用で最も費用がかかるのは住宅の骨組みを作る躯体費用なので、この費用を支払わなくても良いというだけでも大きなプラスになります。築年数を重ねている一戸建てには、大きな資産価値があるのです。